十月十日と言うけれど。出産予定日の算出方法と予定日を控えた心構え

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十月十日と言うけれど。出産予定日の算出方法と予定日を控えた心構え

妊娠の期間のことを「十月十日」ということは、誰もが聞いたことがあると思います。しかしこれは正確な値ではなく、出産予定日を決める方法は現在では違っています。今回はその算出方法と、予定日を控えてどのような心構えを持っておくべきか、ということについてお話したいと思います!

予定日の算出方法

基本的には、妊娠前最後の生理が始まった日から数えて40週目の280日後が出産予定日として算定されます。「十月十日」というのは、この280日を30日×9ヶ月に10日加えたものと考えた時の表現のようです。つまり10ヶ月+10日ではなく、10ヶ月目の10日目、ということになります。しかし現在では妊娠の経過は週数で表すのが普通です。ただ、この算出方法は生理周期が平均的な28日周期であるという前提に基づいているため、周期がそれより長かったり短かったりする人に関しては、正確だとは言えません。排卵日がわかっている人はそれから266日後で考えた方が正確になるようです。それらが不確実な場合は、妊娠8〜11週目頃に胎児の頭臀長を測って決めるなどの方法もあります。

正確に予定日を知りたいという人は、自分の生理周期を把握し、できれば基礎体温などで排卵日もわかるようにしておくといいですね。

予定日は確実ではありません

とは言え、赤ちゃんにも個人差がありますから、たとえ排卵日がわかってそこから計算できたとしても、予定日に産まれてきてくれるかどうかは確実ではありません。胎児が順調に育っていくにつれ、計算して出した日付とは別でエコー健診で計測した頭臀長や大腿骨長から計測していくようになりますし、その2つの算定さえずれることもあります。特に予定日を過ぎてもなんの前兆もない状態が続いたりすると不安になるかもしれませんが、日本産科婦人科学会が出しているガイドラインでは42週目以降になると分娩誘発を考慮するべきと書かれています。逆に言えば、2週間程度なら予定日を超過する可能性も十分に考えられ、またそのぐらいであれば特別に何かをする必要はないと言っているともとらえられるわけです。

気持ちの安定を第一に

予定日から多少ズレてしまうことよりも、そのことを懸案して妊婦さんの気持ちが不安定になってしまうことの方がよっぽど問題です。予定日を控えてするべきことは、数字を見て一喜一憂することではなく、その瞬間にも自分のお腹の中にいる赤ちゃんや、親になろうという自分としっかり向き合い、自分の身体の変化に耳を傾けることです。いつお産が始まってもいいよう、健康的な食事と規則正しい生活を心がけてしっかり体力をつけ、リラックスして過ごすようにしましょう。

周りに振り回されないで

 「十月十日」もそうですが、巷には不確実な情報が溢れています。特に妊娠の経験が無い人や男性、昔正しいと信じられていた情報を信じ続けている高齢の方などからは、不確実な情報を元にした無責任な言葉をかけられたりすることもあるかもしれません。またネットなどで自分で情報収集をすることも必要かもしれませんが、何が正しくて何が正しくないかを判断するのは困難です。それよりもまずは、誰よりその道に詳しいはずである主治医の言葉を信じてみましょう。どうしても不安だということがある時には、現在ではセカンドオピニオンの重要性も認知されてきていますので、利用すると良いでしょう。

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